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2023/10/20

DX取り組みについて(2024年2月1日更新)

1、<DXにおける基本方針>

イガラシでは、昨今の競争市場において、デジタル技術が導入されたことにより、市場変化のスピードが飛躍的に加速していくなかで、DX推進を行うことで方針の共有/戦略の決定・実行までのスピードを上げて競争環境の変化に対応していきます。

 

※ ビジネスモデル、方向性について …

  情報に基づき、計画、実行、チェック、分析を多く行います。

  お客様の要望から、競争環境の変化を捉え、課題解決をします。

  デジタル技術を活用し、速い意思決定をします。

 

2、<DXへの戦略>

BIツールを活用し、集めた情報を、より効率的に活用し、より速い解決を実現します。パートナー企業、ITベンダー、または仕入先との協力体制を構築し、顧客満足につながる価値創出を目指します。ITツールを共通の道具として使いこなし、情報を共有するための道具には投資していきます。

 

より価値のある情報は、人(お客様や社員)との接点・アナログで、入手し解決する一方で、バックヤードはデジタルで業務を効率化する。BIツールを活用し、集めた情報を、より効率的に活用し、より速い解決を実現します。

 

具体的には、お客様の声をその日に日報として、データ蓄積し、共有することで、早い課題解決につなげる。さらに蓄積された声の内容を分類し、より多い声に対してパートナー企業など協力の範囲を広げ、得た方法を新たなサービスとして提案・提供を行います。

 

顧客管理ツールを現行改善・別ソフト移行を問わずカスタマイズし、改善の指摘等には日報を待たず即日対応します。出先などでもモバイル介して現状を可視化し、自動通知とします。やり取りが効率化できるように現場レベルの要望を集め、解決内容と共にデータ蓄積し、共有します。削減時間などの効果の高いものは、他業務に運用できるか検討します。

 

DX推進のための部署横断のチームとして「DXチーム」を作成し、DXチームがDX戦略に即した取り組みを周知させ、全社戦略化する。
人材プロファイルを作成する。社員確保に向け福利厚生を強化し、社員教育(BIツールをはじめとしたデジタル技術使い方や活用など)のための勉強会を推し進める。

 

※ バランストスコアカード(以下、BSC)の考えを取り入れ、短期的な売上や利益のみでなく、長期的な便益をもたらすための取り組みを行います。具体的には、財務の視点だけでなく、

 ①顧客の視点 … 新規契約、または既存の顧客への新たな付加価値提供

  【評点として】商圏ごと期中新規契約獲得数、お客様ごと解決した案件の点数など

 ②業務プロセスの視点 … 商品の納期短縮や、現状の問題点を解消し生産性を向上させる

  【評点として】月間ごとの平均納期、お客様からいただいた要望の数など

 ③学習と成長の視点 … 社員個人・並びに部署チーム全体のスキル向上

  【評点として】残業時間数、資格取得者数など

を取り入れた評価方法を定め、部署-社員間で共有します。評点は社員間で可視化するため、データ蓄積のうえ、BIツールを用います。

 

3、<戦略達成へ向けての指標>

業務の一連の流れに求められる段階での担当部署や連絡方法を一覧化し、プロセスのうち遅くなる要素がどこにあるかを認識し、そこにITツールを導入し、全社最適化していきます。顧客管理に関わる情報についてはBIツールを用いて構築しデータドリブン経営を実現します。

 

※ 先述のBSCによる評価方法が社員に落とし込めるよう、活動基準の業績評価指標(以下、KPI)を用います。財務の視点で考えられる指標である、各社員、部署の目標売上達成度や、粗利率だけではなく、

 ①顧客の視点 … 営業部社員の新規契約獲得数や、顧客要望への対応件数など

 ②業務プロセスの視点 … 各社員の業務改善点数や、問い合わせ返答の平均経過時間など

 ③学習と成長の視点 … 開催した勉強会の件数や従業員満足の調査結果など

を評価指標とします。

 

4、<戦略推進への情報発信>

お客さまの満足度を高める商品を提供し続け、今後もお客さまのニーズに合わせた商品を創造していくため、DXへの戦略を推進してまいります。
ビジネスモデルや業務のプロセスを変革し、実行するための仕組みを、代表取締役社長より発信します。その際、全社通知で明確化させ、従業員と共に実践します。見直しについても同様の仕組みとします。

 

(1)現時点の(〜2023年)DXへの戦略の進捗状況

 チャットツールの導入、QRコードやGoogleWorkspaceを用いた、資材・在庫管理や顧客情報管理

 (CRM)、BIツール(ルッカースタジオ)による可視化、GoogleAppScript(GAS)による一部自動通知化

 などを行いました。それにより、速い課題解決につながりました。
 また、それら取り組みを部署内・部署間にて共有するため、コミュニケ―ションの円滑化のため、各部署

 交えた勉強会や、部署間発表会を実施しました。


(2)今後の(2024年〜)DXへの戦略の課題について

 引き続き、DX人材、社員共に、社員教育を通して、スキルアップを行い、より速い課題解決を行います。

 また、それらのリアルタイムな可視化にも努めます。

 BSCにおける顧客の視点、業務プロセスの視点、学習と成長の視点を盛り込んだ社員評価方法の確立を、

 DX人材はじめ各社員に行います。
 それらで評価されたDX人材確保につなげ、KPI指標として、DX人材の、目標達成度を管理できる体制を

 作り、評価の制度化につなげます。

 

株式会社イガラシ

代表取締役社長 五十嵐啓二

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